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小松菜・ほうれん草

小松菜

ほうれん草の基礎知識

小松菜

科:アブラナ科¹

原産:地中海沿岸²

​旬:秋~初春¹

​ほうれん草

科:ヒユ科³

原産:ペルシア⁴

旬:冬³

参考文献:

¹やまむファーム. 「コマツナ(小松菜)の栽培方法・育て方のコツ|やまむファーム」. 『やまむファーム』. https://ymmfarm.com/cultivation/veg/j-mustard-spinach. 参照日2021/4/24.

²江戸川区産業経済部産業経済課. 「なんで小松菜って言うの? 江戸川区ホームページ」. 『江戸川区ホームページ』. https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e032/shigotosangyo/jigyosha_oen/nogyo_suisan/hana_calendar/k/komatsuna.html. 参照日2021/4/24.

³やまむファーム. 「ホウレンソウ(ほうれん草)の栽培方法・育て方のコツ|やまむファーム」. 『やまむファーム』. https://ymmfarm.com/cultivation/veg/spinach. 参照日2021/4/24.

​⁴農林水産省. 「ほうれんそうについて:農林水産省」. 『農林水産省ホームページ』. https://www.maff.go.jp/j/kids/crops/spinach/column01.html. 参照日2021/4/24.

成長記録

小松菜とほうれん草は播種をして大量生産を行いました。2つとも一気に播種をしてしまったせいで後々食べるのに困ったので、もし播種をする場合は時期を分けて育てることをお勧めします。しかし味は全く問題なく、むしろ甘くておいしいです。特にほうれん草は柔らかくて甘くて量が多いためおすすめの作物です。

2つの作物とも、いつも通り床を作り播種をして寒冷紗をかぶせて育つのを待つだけで小松菜やほうれん草は勝手に伸びてくれます。こんなに手間いらずの作物なのにおいしくて大量にとれるのがよいですね。もちろん変化に気づくために毎回様子を見て病気っぽいところはないかをチェックする必要があります。

​播種するとすぐに小さな芽が出てきました。先が丸い小さな葉が出てきました。小松菜は間引きしなくてよいのでこれらが全て大きくなるということです。約70穴あるので70束程度の小松菜を収獲することができます。スーパーで売っている小松菜1パックに5束入っているとしても14パック分の小松菜を育てることができます。

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1週間ほどすると大きさは何倍にもなり、原型が見えてきます。小松菜の特徴的な先の丸い葉が現れてきます。

数週間経つとさらに小松菜は育ち、マルチが完全に見えなくなります。しかし葉の色は少しかすんだ緑色のままで、スーパーで見る小松菜のようなつやはまだ見えません。

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数週間すると、葉につやがでてきます。そろそろ収穫時です。横から見ているので量が分かりにくいのですがテーブル一面に小松菜が生えているような量が一気に収穫期に入っていて早く収穫しないと質が悪くなってしまう状況でした。一束くらい収穫しても見た目に違いがないくらいには多いのです。​1か月間の小松菜生活が始まりました。

寒冷紗をとるとこのようになります。小松菜が溢れ出ているのがわかります。太陽の光を浴びたつやのある葉は深緑色をしています。葉は下向きに縁が丸まっています。そして冬の寒さにより糖分が内部に蓄えられています。おいしくてシャキシャキした小松菜です。

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ついに小松菜を収獲しました。下の葉の分かれ目の部分が太くてしっかりした健康的な小松菜です。引っこ抜くときは茎が折れないように下の方で手で包むように握り、上にゆっくり引っ張る必要があります。また、小松菜の葉は摩擦力が強いので他の小松菜の葉をちぎってしまうことがあります。こうならないようにゆっくりと収穫する必要があります。

よく見ると小松菜の葉の先が黄色く変色しています。​おそらく寒さによるものではないでしょうか。早く収穫しないとこのように葉が黄色く変色します。しかし害虫による被害はないのは助かります。冬が旬の野菜は育てやすい、というのが正直な感想です。

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最初の週はこの写真くらいの小松菜を収獲しました。あまりにも大量にとれたため重ねて写真を撮ってしまいました。こんな光景農業体験をしていなければみることはできませんでした。

​小松菜は主にゆでて調理しました。葉野菜はゆでると体積が小さくなって食べやすくなります。

​続いてほうれん草です。ほうれん草は小松菜とは違って子葉が草みたいに細長いです。もちろん科が違うので子葉の形も違うとは思っていましたがまさか草みたいな見た目をしているとは思いませんでした。

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さらに葉が伸びて厚くなってきました。しかしまだ全然長くありません。収穫期はまだまだ先になりそうです。

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その後本葉が出てくると、先が槍みたいなひし形をしている葉が多く生えてきました。ほうれん草もこれからぐんぐん生えていきます。

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葉がさらに伸びて、厚みも増し、つやが出てきたのでそろそろ収穫時です。厳しい寒さに耐えたことでほうれん草には甘みがぎゅっとつまっています。

ほうれん草を一束収穫しました。ほうれん草は葉が柔らかいので小松菜みたいにしゃきっとしていません。つかんでも垂れてしまいます。

ほうれん草も​一束とったくらいでは畑の見た目は変わりませんでした。小松菜とほうれん草のどちらも早く収穫する必要があるので1か月のほうれん草生活も同時に始まりました。

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大量の作物を冷凍保存することで長持ちさせることにしました。特に小松菜は食べるのに時間がかかるので小刻みにして冷凍保存にしました。2021年4月現在もまだ冷凍小松菜は残っています。

ほうれん草をよく見ると、葉柄のところにファスナーのような凹凸があります。これはおそらく寒さによる影響ではないかと推測します。これは仮説ですが凍らないように体内の水分を少なくすることで組織がへこむのではないでしょうか。

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