
ネギ
ネギの基礎知識
ネギ
科:ユリ科¹
原産:中国²
旬:秋~冬¹
参考文献:
¹やまむファーム. 「ネギ(白ネギ・長ネギ・根深ネギ)の栽培方法・育て方のコツ|やまむファーム」. 『やまむファーム』. https://ymmfarm.com/cultivation/veg/green-onion. 参照日2021/04/06.
²たむら塾. 「ネギとは? ~その歴史と特徴~」. 『たむら塾』. http://sakura.tsukuba-g.ac.jp/~u1532020/negi-history/. 参照日2021/04/06.
成長記録
ネギももともと植えられていたものを引き継いで育成したものですが、ネギはほぼ何もしなくても生長する作物であるうえに収穫期が冬なので最後まで出番がありませんでした。

ネギはこの写真のようにすでに植えられていました。緑色の葉が地面からつきでていて、一見何も変わらないようですが徐々に伸びているそうです。そのために、土寄せをして土をかぶせたり、たまに追肥をして栄養分をおくりました。ネギは水やりもあまり必要としないためとっても育てやすいです。
あの細い葉で光合成をしていると考えたら不思議ですね。
ネギに追肥をしています。追肥とは後から肥料を与えることで、作物を植える前の土づくりで肥料を与える元肥の逆です。
ネギはゆっくりじっくり土の中で育っています。
日が出ていないのに麦わら帽子をしているのは雰囲気のためです...(笑)。土が湿っているのは昨日雨が降ったからです。自然の雨だけで育つのですからこんなに簡単な作物はありません。その代わり出来上がるまでに時間がかかります。


立派なネギが採れました。冬の東京の空は澄んでいて美しいです。いつも店頭で見るネギよりは白い部分の比率が小さいように見えますが、これでも結構太いです。直径4cmくらいはあると思います。また、長さも50cmはあります。1本だけならすぐに消費できるのですが、これが20本くらい植えられているので消費が大変でした...。おいしくいただきました。
中はとろみがあり、葉は通常のネギよりも案外歯ごたえがあります。ネギ焼きはサイドディッシュにぴったりです。詳しくはレシピページに書いてあります。
農業体験の期限が迫ってきたので早急に農場に残った大量の作物を収獲する必要があったので残ったネギを全部収穫しました。
多分10本以上は収穫したと思います。農地からネギをぽんぽん抜くのは非日常的すぎて楽しかったです。ネギは意外にもしっかりと土の中に根を下ろしていてつかんで上にあげれば抜けるほど簡単には抜けませんでした。
冬が到来すると寒さで葉の部分が茶色く枯れてしまうのでもう少し早く収穫すべきだったのでしょう。一方根の方は立派に育って中には直径5~6cmほどあった極太のネギもありました。


横からネギの写真を撮ると迫力があります。玉ねぎも似たような葉を地上に出しますがより散乱した方向に生えるのでまっすぐ伸びている葉は長ネギのものだとわかります。
土寄せをすると生長点が上へ上と伸びて結果的に根が伸びます。生長点とは葉が分岐しているあたりにあります。ここで伸びているのです。